車用芳香剤の種類と選び方|初心者でも失敗しないポイント解説

車用芳香剤を選ぶ男性と3種類の芳香剤が並ぶイラスト。 パーツ・用品

【はじめに】車内の香りで快適度が変わる

車用芳香剤は、ただの香りアイテムではありません。運転中の気分や集中力、同乗者の印象にも影響する、意外と重要な存在です。特にコンパクトカーや中古車では、車内のニオイが気になることも多く、芳香剤の選び方ひとつで快適度が大きく変わります。

この記事では、初心者でも選びやすい芳香剤の種類と、それぞれの特徴・選び方のポイントを紹介します。まずは代表的な3タイプから見ていきましょう。

【種類①】吊り下げタイプ|手軽で種類豊富

吊り下げタイプは、ミラーなどにぶら下げるだけで使える初心者向けの定番。紙製やジェルタイプがあり、デザインも豊富です。香りの種類も多く、車内の雰囲気に合わせて選べるのが魅力です。

  • メリット:設置が簡単、価格が安い、種類が多い
  • デメリット:香りの持続時間が短め、揺れが気になる場合も
吊り下げタイプの芳香剤がミラーにぶら下がっている車内の風景、右ハンドル車の運転席からの視点
吊り下げタイプの芳香剤がミラーに揺れる車内の様子。右ハンドル車の運転席からの視点

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見た目がかわいいものも多く、車内のアクセントにもなります。ただし、香りが強すぎるものもあるので、最初は控えめなタイプから試すのがおすすめです。

【種類②】置き型タイプ|安定感と香りの持続力

ダッシュボードやドリンクホルダーに置くタイプ。ジェルやビーズ入りの容器が多く、香りの持続力が高いのが特徴です。車内のインテリアに馴染むデザインも多く、見た目にもこだわりたい人に向いています。

  • メリット:香りが長持ち、見た目がスタイリッシュ
  • デメリット:設置場所に注意、夏場は溶けることも
ダッシュボードにジェルタイプ芳香剤が置かれ、右ハンドル車の運転席の一部が映っている車内の風景
ダッシュボードに置かれたジェルタイプ芳香剤と右ハンドル車の運転席の一部が見える構図

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特に中古車でニオイが気になる場合は、置き型タイプが効果的。香りの強さを調整できるタイプもあるので、車内の広さに合わせて選びましょう。

【種類③】エアコン取り付けタイプ|香りの広がりが自然

エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプ。風に乗って香りが広がるので、車内全体に自然に香ります。見た目もスマートで、車内の雰囲気を壊さないのがポイントです。

  • メリット:香りの広がりが良い、見た目がスマート
  • デメリット:エアコンの風量に左右される、取り付けがやや面倒
エアコンの吹き出し口にクリップタイプの車用芳香剤が取り付けられた車内のアップ
エアコン吹き出し口にクリップ型芳香剤が取り付けられた車内のアップ。フレッシュな香りが車内に広がっている

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風が出るたびに香りが広がるので、運転中のリフレッシュにもぴったり。ただし、エアコンの位置によっては香りが偏ることもあるので、設置場所に注意しましょう。

【選び方のポイント①】香りの種類と強さ

芳香剤の香りは、「フローラル」「シトラス」「ウッディ」「ムスク」など様々。強すぎる香りは車酔いの原因になることもあるので、最初は控えめな香りから試すのがおすすめです。

特にコンパクトカーでは香りがこもりやすいため、軽めの香りを選ぶと快適に過ごせます。香りの好みは人それぞれなので、家族や同乗者の意見も参考にすると良いでしょう。

【選び方のポイント②】車種と設置場所の相性

車種によって設置できる場所や空間の広さが異なります。コンパクトカーの場合、ダッシュボードが狭かったり、エアコンの位置が低かったりすることもあるため、設置場所に注意が必要です。

また、運転の邪魔にならない位置に設置することも大切。視界を妨げたり、操作の邪魔になる場所には置かないようにしましょう。

【選び方のポイント③】季節や気温も考慮

夏場は車内が高温になるため、ジェルタイプや液体タイプは溶けたり蒸発しやすくなります。逆に冬は香りが広がりにくいため、エアコンタイプが効果的です。

季節によって芳香剤を使い分けるのもひとつの方法。春はフローラル系、夏はシトラス系、秋冬はウッディ系など、気分に合わせて香りを変えると、運転がもっと楽しくなります。

【まとめ】まずは試してみるのが一番

車用芳香剤は、実際に使ってみないとわからない部分も多いです。まずは手軽なタイプから試して、自分の好みや車との相性を探ってみましょう。

香りのある車内は、運転時間をちょっと特別なものにしてくれます。お気に入りの香りを見つけて、車内を自分だけの快適空間にしてみてくださいね。

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